真っ先に仕上げなきゃいけないはずの30万字ぐらいの原稿が
じりじりとしか進まんちゃ。
おかげで首に湿疹が出たまま治らんちゃ。
待たせすぎて申し訳ないなと思うとブログを書く勢いも
どんどんなくなってきて良くないっちゃ。
キャンセルカルチャーにはすごく関心があるのに、
思ったときにぱぱっと書けなくて情けないっちゃ。
謎の方言ぽい語尾で、ネガティブな書きだしを緩和しよう
と試みたっちゃ。
ちょうどコロナの期間が原稿の取材期間に重なったのもあり、
3年分の膨大な量の取材が、ほとんどZOOMになって、
これがじわじわとボディーブローのように利いている。
人の話というのは、やっぱり、直接会って、目の前で、
自由にうなずいたり、相づちを打ったり、周囲の雑音や風景、
相手の体の動かし方など込みで聞くからこそ強い印象・記憶
に残るものになるのであり、
映像越しに顔しか見えなくて、
自由にこちらがリアクション出来ない環境では、
聞いた話がどんどん脳内から蒸発してしまって、
メモを見てもうまく構成を組み立てきれない。
だから、公論イベントも、会場に足を運んで参加したほうが
絶対的にいいんだよ。
それで、膨大な取材映像を全部見返していくと、
そこには3年、4年前のふにゃふにゃしゃべる自分の顔面の
アップが映っていたりして、も~、心臓がちくちくする。
でもがんばって確実に良いものに仕上げるのだ。
こんなに大変な仕事は、ライター業20年間で初なのだ。
そんななか、会社の打ち合わせもしながら、
福岡ならではの動画をどう撮ろうか考えて、
DJIのちっちゃいカメラで試し撮りをしてみるうち、
強力な協力者を得ることができた。
相棒として弊社グループ会社のP社長が出てくれるらしい。
すごい。嬉しい。
めちゃくちゃ歌舞伎モンで、自分で衣装を作ってくるような
芸達者な人なのでありがたい。
おすすめの観光スポットをエクセルでばっとまとめて送って
くれたりもしていて、それが知らない場所ばかりだったので
楽しみ。
あと、もう1つのグループ会社のM社長も、
ものすごい日焼けしてて、ベンチプレスを体重の2倍の130キロも
上げる人なのに、福岡の伝統工芸品にすごくくわしく、
工場見学もできますよと言うので、今度同行して、
なんとか出てもらおうと計画中。
まだ言ってないけど。
スケジュールの都合で、なかなか着手までに時間がかかりそう
だけど、自分自身がとても楽しみになっているので、
きっと楽しい動画を作れそうです。